場づくりの妙

どうも、「岩本愁猴のスナックあぜみち」です。

 

気がつけば年の瀬ですね!

今年一年、皆さんはどんな年でしたか?

世間のニュースは相も変わらずロクでもないものばかりだけれど、

大切なのは自分が何を為したか、ですね。

 

 

今年は越前や信州でイベントの企画に関わることが何度かありましたよ。

その中で他のメンバーと連携しながら、知識やアイデアを伝えたり、体験を提供したり。

 

当たり前ですが、イベントというものはひとつやるだけでも大変です。

時間もお金もエネルギーも要ります。

だからこそ、「やって良かった」「来て良かった」っていうふうにしたいところです。

 

最近、自分のイベントの企画や進行にしっくり来ないものを感じ、

南アルプスの麓の長谷というところに通っています。

ここでは地元の団体が「南アルプス里山案内人養成講座」というのをやっていて、

実際にこの地域でガイドをされている講師の方から、座学や野外研修を通してガイドに必要な知識や技術を教わっています。

 

 

その中で、講師の方が「場づくり」ということをおっしゃっていました。

「リスクを許容範囲に収めつつ活動のねらいを達成するためには、如何なる場をつくるかが重要」なんだそうです。

 

考えてみりゃ、単に学びの場だけでなく、何らかの目的があって人がいるところ全てが「場」といえます。

大学の講義やゼミはもちろん、他にも打合せとか、野外調査、パネルディスカッション、ワークショップ、ライブ、祭り、デート、茶会、法要・・・

 

これらの「場」というのは、ただの空間ではなくて、

「目的」なり「ねらい」なり「主題」なり、必ず何か志向しているものがあるのです。

大学の講義なら、学生に知識や技能身につけさせると同時に、あるテーマについて自発的に考えさせることが目的です。

(自発的に考えることを最初から諦めている学生や教員の如何に多いことか!)

ワークショップやパネルディスカッションは、普段できない体験や普段聞けない話を提供することで、考える機会を与えるものです。

茶会なら亭主の設えの中から、客が主題を読み解いていきます。そういう遊びです。

 

目的を達するためには何を準備しておくか。

参加者が入り込みやすくするにはどうするか。

活動の中で生じるリスクをどう管理するか。

こうやって考えていくと、より良いイベントにするために何をやらなくてはいけないか、整理できそうです。

しっかりと場を設え、目的を達することができるようになりたいもんです。

(とはいえ何事も100%満足というのはムリなんで、できることから・・・)

 

 

それでは、来年も皆さんと良き場を共有していきたいと思います。

ありがとうございました。よいお年を。